映像による舞台演出
2019.3
映像制作

第13回「奏楽堂企画学内公募」最優秀企画『音のいろ、音のかたち 〜現代音楽はスペクタクルの夢をみるか〜』にて上演されたジョルジュ・アペルギス(1945- )『Récitation 11』の演出映像を制作しました。

Récitation 11 のなによりの特徴は、あるフレーズを中心に前後にフレーズが増えていく仕組みとそれが繰り返されることによって現れるビジュアルのユニークさです。その追加されていく要素をひとつひとつとりだし、音楽がつくられていく様を楽譜がその場で描かれていくかのようなモーションで表現しました。 演奏が進むにつれ現れてくるそれは、この曲の音のかたち。視覚的な面白さとともに演奏をお楽しみいただきました。

 

© 2018- Sugano Mio